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伊吹山(滋賀県米原市)|撮影日:平成23年08月14日
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伊吹山は、滋賀県と岐阜県の県境に南北に連なっている。滋賀県の最高峰で標高約1377m。伊吹山の地層は、日本全国が海底であった古生代(約2億5千万年前)に形成されて、古生代の末期から中生代の初めにかけての大造山運動により、日本の大部分が海上に姿を現した際、伊吹山も誕生したといわれる。古くは『古事記』や『日本書記』にその名が記され、日本武尊の伝説にも登場する歴史的な山で、古来より著名な薬草や亜高山植物、野鳥、昆虫の宝庫としても有名である。伊吹山は、近畿、北陸、東海、北陸のすべての地域に交通の便が良く、軍事的においても都合の良かったため、戦国大名・京極氏が伊吹山中に山城を建ている。 |
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